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【2023年度版】福岡の私立大学学生数ランキング!

よく、福岡で石を投げれば福大生に当たると言われるほど、福岡大学はマンモス校として認知されています。

でも、他の大学(学部)はどうなのでしょう?
実は福岡県内には30もの私立大学(学部)があるのです。

だんごちゃん

意外と多いんだね!

また、政令指定都市の中で、10代・20代の割合が日本で一番高い学生の街としても知られています。

今回は、福岡県内の私立大学の学生数(2023年5月1日時点)を調べ、ランキング化します。

福岡県内の私立大学学生数ランキングの調査方法

大学ポートレート(私学版)や各大学のホームページを参考に、2023年5月1日時点の在学生数及び収容定員数を調べ、まとめています。
なお、大学ポートレート(私学版)は、公的機関である日本私立学校振興・共済事業団が運営しています。

なぜ、5月1日時点なのかというのは、理由があります。

それは、文部科学省が学校基本調査を行うからです。
学校基本調査では、大学は在学生数や教員数、卒業後の進路など、様々なデータを回答する必要があります。

だんごちゃん

早速、ランキングを見てみましょう!

【2023年度版】福岡の私立大学学生数ランキング

結果は下記の通りです。

RANK大学名在籍
者数
収容
定員数
収容定員
充足率
1福岡大学19,28319,162100.6%
2九州産業大学10,46010,414100.4%
3西南学院大学8,2858,007103.5%
4久留米大学6,7066,413104.6%
5日本経済大学5,3155,68993.4%
6福岡工業大学4,3463,872112.2%
7中村学園大学3,5023,131111.8%
8九州共立大学3,0062,710110.9%
9筑紫女学園大学2,4122,86684.2%
10福岡女学院大学2,2102,32495.1%
11九州国際大学1,9562,02096.8%
12近畿大学
産業理工学部
1,7091,680101.7%
13西日本工業大学1,5971,440110.9%
14久留米工業大学1,4021,350103.9%
15国際医療福祉大学
福岡保健医療学部、福岡薬学部
1,3991,360102.9%
16九州女子大学1,2661,36093.1%
17純真学園大学1,2111,204100.6%
18西南女学院大学1,2081,56077.4%
19帝京大学
福岡医療技術学部
1,2051,36088.6%
20第一薬科大学1,1281,38481.5%
21福岡国際医療福祉大学
(言語聴覚専攻科を除く)
989920107.5%
22九州栄養福祉大学90490899.6%
23福岡歯科大学55769680.0%
24九州情報大学470429109.6%
24日本赤十字九州国際看護大学470426110.3%
26聖マリア学院大学44346495.5%
27福岡女学院看護大学433403107.4%
28令和健康科学大学
※2022年開学
42244095.9%
28福岡看護大学422410102.9%
ランク外サイバー大学不明不明不明
※2023年5月1日現在
大学ポートレート(私学版)及び各大学のホームページを参照

だんごちゃん

やはり、福岡大学が福岡の私立大学で一番学生が多んやね!

学生数が多ければいいというものではない

福岡には、学生数が1万人を超える大規模大学が「福岡大学」「九州産業大学」と2大学あります。どちらも学生が多く、大学の方が活気があり、ブランド力も高いイメージがあります。

しかし、小規模大学だから悪いというわけではありません。

例えば、大規模大学では教員と学生や、学生同士の繋がりが希薄になりがちですが、小規模大学だとクラスメイトのような親密さを深めることができます。

だんごちゃん

高校生のみなさん自身にとって、どちらの環境の方が成長できるかを考えた上で、進学先を選ぶ方がいいよ!

定員充足率を確認しておこう

ただし、収容定員充足率が低くなると、2つの観点から大学の経営が、厳しくなります。

まず、収容定員充足率が100%未満(定員割れ)すると、入学金や学費の納入金額が減り、収入が減ります。

次に、収容定員数が89%以下になると、補助金がカットされます。89%以下では11%減額となり、充足率が下がるごとに減額の割合も増えます。また、収容定員充足率が50%未満となると不交付となります。

つまり、収容定員充足率が低くなると収入が減り、さらに補助金もカットされるという、ダブルパンチをくらうことになります。

要するに、収容定員充足率が低い大学は、今後、募集停止となる可能性があるということです。

最後に

今回、2023年5月1日時点の、福岡の私立大学学生数ランキングをまとめました。これは、あくまで学生数であり、大学の評価とは異なります。

しかし、収容定員充足率が低い大学については、学生募集停止の可能性も含め、注視しておく必要があります。

高校生のみなさん自身にとって、良い大学を選択していきましょう。