はじめに|AI社会でよく聞く「大学って必要?」という声
最近、AIビジネスとか流行ってるみたいだし、大学に行く意味ある?
たしかにAIの時代になっとるとよ。でも「大学に行く意味」はむしろ大きくなっとるとよ!
今回は、AI社会の中で大学に進学する意味について、分かりやすく解説します。
AI社会ってどんな時代?
近年、AI(人工知能)の進化はめざましく、
- ChatGPTなどの対話型AI
- イラストや動画を自動生成するツール
- 自動運転・倉庫ロボット・工場の自動化
など、「人がやっていた仕事をAIがこなす」時代が現実になっています。
2040年までに日本の仕事の約50%がAIに代替される可能性があるとも言われています。
えっ…半分も!?
個人的にはもっとAIに代替されると予想しているとよ。ただ、AIにできない仕事もあるとよ!
たとえば…
- 人と人とのコミュニケーション
- 倫理的な判断をする
- チームをまとめる
など、「人間らしさ」が求められる仕事は、これからも重要になると想定されます。
高卒と大卒、将来の差はどうなる?
AIが活躍するようになり、「学歴なんて関係ない!」という声も聞かれます。
実際に、ITエンジニアや動画クリエイター、起業家など、スキル重視で活躍する人も増えています。
しかし、日本社会全体で見ると、
- 大卒でなければ応募できない仕事がまだ多い
- 公務員や資格職(教員・公認心理士・建築士など)には大学や大学院が必要
- 生涯年収に約5,000万円の差が出るというデータもある
という現実があります。
えっ!?5,000万円も違うの!?
あくまで参考値。でも、会社員として働くのであれば、高卒よりも大卒の方が出世しやすく、賃金も上がりやすいとよ。
大学でしか得られないものって?
1. 専門知識と教養が身につく
高校までは「答えが決まった勉強」だったけど、大学では
- 社会問題を多角的に考える力
- 分析・考察・プレゼン・レポートなどのスキル
- 文系・理系に限らない広い視野
を養うことができます。
正直、大学で学ぶことは専門知識よりも、物事の考え方や人との関わり方やと思っとるとよ!
2. 自分を見つめる時間がある
高校生の時は、学校や部活に忙しく、将来のことを考える余裕がないのが現状です。
そこで、大学の4年間は、自分の興味や価値観を深める貴重な時間です。
- 自分が本当にやりたいことは何だろう
- 将来、どんな人生にしたいのか
- 何に価値観を感じるのか
など、深く考えておくと、30代に後悔しなくて済みます。
何もしなければ、あっという間に過ぎてしまいます。
自分の人生を変えるキッカケになるので、本気で取り組むことをオススメします。
AI時代にこそ大学の学びが必要な理由
1. AIを使う側に立つには“土台”が必要
AIの仕組み、データの読み方、倫理的な使い方を理解していないと「便利に見えるけど使いこなせない人」になってしまいます。
AIを使って稼ぐ人はビジネスに活用し、稼げない人は趣味や画像生成に活用しているって聞いたとよ!
2. 「AI+人間」の働き方が主流に
たとえば、
- 医療現場でAIが診断補助、医師が判断
- 教育でAIが個別最適化、教師がサポート というように、「AIと共に働ける力」が必要とされます。
大学は「AIを味方にする力」を育てる場所なんだね!
大学進学をおすすめしたい人の特徴
タイプ | 大学進学のメリット |
---|---|
将来の夢がまだ決まってない | 幅広い学問にふれられる |
資格が必要な職業を目指す | 看護・教育・心理などは大卒が前提 |
自分の可能性を広げたい | 学外活動・留学・研究など選択肢が多い |
人との関わりが好き | チーム学習・プレゼンの機会が多い |
情報リテラシーを高めたい | AIやデジタルの活用スキルも学べる |
大学以外の選択肢もアリ!
もちろん、すべての人が大学に行く必要はありません。
- 専門学校で実践力を磨く
- 高卒就職で早く社会経験を積む
- スキルを活かしてフリーランスや起業を目指す
という道もあります。
ただしどの道を選ぶにしても、
「自分で選ぶ」「情報を集める」「比較する」ことが大事です。
何も考えずに「とりあえず進学」や「なんとなく就職」はキケンとよ!
おわりに|大学は“未来を広げる場所”である
大学って「学歴のため」だけじゃなくて、「自分を見つける場所」でもあるんだね。
せやな!AIが発展しても、「自分で考え、選び、行動する力」は人間だけのもの。AIに負けない力を4年間で身につけて欲しいとよ!
大学に進学するか迷っている高校生はぜひ、オープンキャンパスに参加してください!
そして、そこで何が学べるか確認しましょう。
AI社会の中で、太刀打ちできる人材になれるかを進学する大学の基準にしてみるのもいいと思いますよ。

