総合型選抜まで1か月もないのに、全然準備できてない…。もう無理だよね…?
それは諦めるのが早すぎるよ!確かに時間は少ないけど、総合型選抜は工夫次第で短期間でも合格に近づける入試だよ。
総合型選抜を受験予定の受験生の多くは、夏休み前からしっかり総合型選抜対策を行なっていると思いますが、できてない人もいます。
今回は、受験まで時間がない今こそ、やるべき3つの対策についてまとめました。
今からでも間に合う!?志望校合格のための3つの対策
1.志望理由を徹底的に深掘りする
総合型選抜では、志望理由が合否に大きく影響します。面接や書類で必ず聞かれるのが「なぜこの大学なのか」。これにしっかり答えられるようにするのが最優先です。
家から近くて、経済学が学べて、偏差値的にもちょうどいい…
それは本音かもしれないけれど、大学側から見て、そのような生徒に入学して欲しいかな?
最も大切なことは、受験する大学で学びたい意欲です。
そのために、
- 大学・学部・学科の特徴を調べる
→ 公式サイト、パンフレット、オープンキャンパスの記録から情報収集。 - 「なぜその大学でなければならないか」を明確にする
→ カリキュラム、ゼミ、資格取得の仕組みなど具体的に。 - 自分の経験とつなげる
→ 部活、ボランティア、資格取得などをどう学びに活かすかを説明できるようにする。
ことが大切です。
つまり、大学のことを深く知ることと、自分自身を振り返ることの2つを行う必要があります。
2.面接対策を集中的に行う
面接は短期間でも実力を伸ばしやすい分野です。
頻出質問を押さえて、自分らしい答えを用意しましょう。
- 頻出質問の例
→ 志望理由、将来の目標、高校生活で頑張ったこと、失敗から学んだことなど。 - 暗記はNG、キーワードで話す
→ 丸暗記は不自然になるので、自分の体験談をベースに話す。 - ChatGPTや家族・友人との練習
→ 客観的に自分の話し方をチェックして改善。

今回は特別にChatGPTのプロンプトを作ったよ。以下のプロンプトを貼り付けて音声でやりとりをすると、模擬面接ができるよ。
あなたは面接官(大学教員)です。
私は福岡大学、経済学部経済学科の総合型選抜を受験している高校生です。
面接官として、私に質問をしてください。
私が答えたら、深掘りしたり、次の質問をしてください。
面接は10分から15分程度です。
面接の最後に、何か質問はありませんか?と聞いてください。
###面接内容
・大学や学部学科の志望理由
・他学部との比較
・他大学との比較
・大学4年間でどんなことが学びたいのか
・大学4年間でどのような力を身に付けたいか
・卒業後の目標や進路はきまっているか
・高校の時に頑張ったこと
・失敗のエピソードとそれをどう乗り越えられたか
その他、必要なことがあれば追加してください。
面接終了後、厳しめの総評と改善点をまとめてください。
改善点は具体的なアドバイスもお願いします。
これを、あなたとボイスでやりとりしたいです。
3.出願書類の完成度を高める
直前期に最も伸びやすいのが「書類の質」です。
志望理由書や活動報告書は、面接にも影響します。
ちゃんと書いてるつもりだけど…
みんなそう思ってるけど、書類は変な日本語を書いている人が多いよ。
- 誤字脱字ゼロを目指す
→ 小さなミスも印象を下げる原因。必ず第三者にチェックしてもらう。 - 読みやすい構成にする
→ 結論→理由→具体例の順に書くと伝わりやすい。 - 活動実績を整理して入れる
→ 部活、資格、ボランティアなど、数字や具体的成果を盛り込むと効果的。 - 大学の求める人物像に合わせる
→ 募集要項や大学案内に書かれているキーワードを適切に反映。
まずは、WordやGoogleドキュメントできちんと下書きをして校正をしましょう。
ChatGPTに誤字・脱字などをみてもらうのもありだと思います。
ただし、ChatGPTに志望理由書を丸投げするのはやめましょう。

おわりに|やるべきことを絞ればまだ間に合う
志望理由、面接、書類、この3つに集中すればいいんだね。
全部を完璧にしようとすると時間切れになるけど、優先順位をつければ残り1か月でも戦える。大事なのは“迷わず動く”ことだよ。
総合型選抜は「準備期間の長さ」より「準備の質」が大切です。
特に、志望理由が曖昧な受験生が多いです。
志望理由を本気で作ることで、逆転は可能だと思っています。
今から、準備を始めて、合格を掴み取りましょう!