よもぎ母

九州産業大学の総合型選抜の倍率は何倍だったのかしら?

今回は、九州産業大学の総合型選抜(旧称:AO入試)の倍率と志願者数を速報値としてまとめました。

基礎力重視・課題探究型の2方式を、令和8年度(2026年度入試)と令和9年度(2027年度入試)で比べます。

この記事で分かるのは次の3つです。

  • 学科別の倍率(令和8年度・計算値)と、2027年度の志願者数。
  • 基礎力重視と課題探究型の選考の違い。
  • 一次合格や「競争率1.0」の正しい読み方。
きびだんご

数字は九産大の公式資料から取っています。一緒に表を見ていきましょう。

九州産業大学の総合型選抜倍率と志願者数(令和8・9年度)

令和8年度の最終倍率(おだんごゼミ計算)は、基礎力重視5.1倍、課題探究型2.3倍でした。
令和9年度の志願者は、基礎力重視502名、課題探究型149名です。

方式一次志願者一次合格者二次志願者最終合格者最終倍率(おだんごゼミ計算)
基礎力重視445134132875.1
課題探究型182104104782.3

九州産業大学は、競争率を公表していません。
最終倍率は、おだんごゼミが一次志願者÷最終合格者で計算した値です。

📖 出典:九州産業大学「令和8(2026)年度 入試統計」p.55〜56(2026年10月26日取得)。

令和9年度の一次選考の結果は、別の表です。

方式志願者
(令和9年度)
増減
(大学公表)
一次合格者一次選考の競争率
(大学公表値)
基礎力重視502+571583.2
課題探究型149▲33911.6

一次選考の競争率は、志願者÷一次合格者で大学が出した値です。
最終の倍率ではありません。

📖 出典:九州産業大学「令和9年度 出願状況」(基礎力重視・課題探究型)(2026年10月26日取得)。

区分(令和9年度)公表状況(2026年10月26日時点)
基礎力重視・課題探究型の出願状況(一次選考まで)公表済み
最終合格者(二次合格者)・最終の倍率未公表(最終合格発表は2026年11月2日)
育成型・女子特別型・理科・情報科目・学科特色・学習成果重視・資格重視未公表

大学のお知らせでは、志願状況は順次公表するとしています。

📖 出典:九州産業大学「入試統計・過去の入試問題」「令和9年度入試 志願状況について」(2026年10月26日確認)。

比べるのは令和8・9年度の2年分

九州産業大学の入試統計は令和8年度から方式名が変わり、基礎力重視・課題探究型が載るようになりました。
令和7年度以前とは同じ方式で並べられないため、2年分で比べます。

よもぎ

2つの年度の数字、そのまま比べていいの?

きびだんご

そこは分けて見てください。
令和9年度は一次選考の段階、令和8年度は最終の結果です。

日程や学費は、九州産業大学の入試方式・日程・学費データ(おだんごゼミ データサイト)で見られます。

基礎力重視・課題探究型の学科別倍率と2027年度の志願者数

基準が違うため、年度で表を分けました(学科別の表の出典は前の節と同じ)。

2方式の選考の違い(令和9年度)

項目基礎力重視(オンライン方式)課題探究型
一次選考オンライン基礎テスト(2科目)+書類審査(調査書)基礎テスト(2科目)+グループワーク・模擬講義・模擬実験等とレポート
二次選考オンライン面接+大学入学希望理由書面接+書類審査(大学入学希望理由書・探究活動実績書)
受ける場所一次は全国のテストセンター、二次は自宅等一次・二次とも九州産業大学の会場のみ
日程・出願一次10月3日、二次10月24日、最終合格発表11月2日/専願制一次10月3日、二次10月24日、最終合格発表11月2日/専願制

課題探究型の国際文化学科は、英検準2級以上などの外国語資格が必要です。

📖 出典:九州産業大学 令和9年度 学生募集要項(2026年10月26日取得)。

基礎力重視の学科別倍率(令和8年度・最終)

最終倍率は5.1倍(445÷87)でした。
高いのは臨床心理27.0倍・国際文化13.5倍(最終合格1〜2名)です。

学部学科一次志願者一次合格者最終合格者最終倍率(おだんごゼミ計算)
国際文化国際文化273213.5
国際文化日本文化12326.0
人間科臨床心理276127.0
人間科子ども教育17662.8
人間科スポーツ健康科32956.4
経済経済731089.1
商経営・流通11823148.4
商経営・流通GFBP200計算不可(最終合格者0)
地域共創観光2210102.2
地域共創観光GFBP000−
地域共創地域づくり22445.5
地域共創地域づくりGFBP000−
理工情報科7332.3
理工機械電気創造工5551.0
理工スマートコミュニケーション工000−
生命科生命科7771.0
建築都市工
建築9419.0
建築都市工住居・インテリア10852.0
建築都市工都市デザイン工4431.3
芸術芸術表現14727.0
芸術写真・映像メディア5315.0
芸術ビジュアルデザイン221137.3
芸術生活環境デザイン6523.0
芸術ソーシャルデザイン4331.3
合計445134875.1

GFBPは、グローバル・フードビジネス・プログラムの略です。
両年度とも志願者0の国際文化・生命科・ソーシャルデザインのGFBPは外しました。

基礎力重視の2027年度の志願者数と一次選考

志願者502名(+57)、一次合格者158名(前年比+24)です。
増加は観光(+39)、減少は国際文化(▲11)が最大でした。

学部学科募集人数(令和9年度)志願者
(令和9年度)
増減
(大学公表)
一次合格者(令和9年度)一次選考の競争率(大学公表値)
国際文化国際文化若干名16▲1153.2
国際文化日本文化若干名8▲442.0
人間科臨床心理若干名31+474.4
人間科子ども教育若干名14▲381.8
人間科スポーツ健康科255+23153.7
経済経済565▲8106.5
商経営・流通10115▲3176.8
商経営・流通GFBP若干名4+214.0
地域共創観光561+39125.1
地域共創観光GFBP若干名1+100.0
地域共創地域づくり334+1284.3
地域共創地域づくりGFBP若干名1+100.0
理工情報科27±032.3
理工機械電気創造工212+7121.0
理工スマートコミュニケーション工23+331.0
生命科生命科410+371.4
建築都市工建築若干名9±033.0
建築都市工住居・インテリア若干名15+5151.0
建築都市工都市デザイン工24±041.0
芸術芸術表現若干名8▲661.3
芸術写真・映像メディア若干名5±022.5
芸術ビジュアルデザイン若干名14▲872.0
芸術生活環境デザイン若干名5▲141.3
芸術ソーシャルデザイン若干名5+151.0
合計—502+571583.2
  • 競争率は一次選考の大学公表値で、最終の倍率ではありません。
  • 「0.0」は合格者0の表示、一次合格者の増減は計算値です。
  • 最終合格発表は2026年11月2日です。

課題探究型の学科別倍率(令和8年度・最終)

最終倍率は2.3倍(182÷78)でした。

学部学科一次志願者一次合格者最終合格者最終倍率(おだんごゼミ計算)
国際文化国際文化4414.0
国際文化国際文化GFBP1111.0
国際文化日本文化110計算不可(最終合格者0)
人間科臨床心理9333.0
人間科子ども教育131071.9
人間科スポーツ健康科6223.0
経済経済22873.1
商経営・流通2911112.6
商経営・流通GFBP100計算不可(最終合格者0)
地域共創観光12971.7
地域共創・地域づくり地域づくり10433.3
理工情報科3221.5
理工・機械電気創造工機械電気創造工1111.0
理工スマートコミュニケーション工1111.0
生命科生命科1111.0
生命科生命科GFBP000−
建築都市工建築1111.0
建築都市工住居・インテリア3321.5
建築都市工都市デザイン工2221.0
芸術芸術表現21963.5
芸術写真・映像メディア151381.9
芸術ビジュアルデザイン161044.0
芸術生活環境デザイン7551.4
芸術ソーシャルデザイン3331.0
合計182104782.3

観光・地域づくり・ソーシャルデザインのGFBPも、同じ理由で外しました。

課題探究型の2027年度の志願者数と一次選考

志願者149名(▲33)、一次合格者91名(前年比−13)です。
減少は経済(▲13)、増加はスポーツ健康科(+9)が最大でした。

学部学科募集人数(令和9年度)志願者(令和9年度)増減(大学公表)一次合格者(令和9年度)一次選考の競争率(大学公表値)
国際文化国際文化50▲400.0
国際文化国際文化GFBP若干名0▲100.0
国際文化日本文化34+314.0
人間科臨床心理48▲142.0
人間科・子ども教育子ども教育67▲661.2
人間科スポーツ健康科215+935.0
経済経済89▲1324.5
商経営・流通1028▲1161.8
商経営・流通GFBP若干名0▲100.0
地域共創観光614+2111.3
地域共創地域づくり512+281.5
理工情報科61▲211.0
理工・機械電気創造工機械電気創造工72+121.0
理工スマートコミュニケーション工31±011.0
生命科生命科40▲100.0
生命科生命科GFBP若干名1+111.0
建築都市工建築若干名4+322.0
建築都市工住居・インテリア50▲300.0
建築都市工都市デザイン工21▲111.0
芸術芸術表現610▲1191.1
芸術写真・映像メディア710▲571.4
芸術ビジュアルデザイン614▲291.6
芸術生活環境デザイン64▲331.3
芸術ソーシャルデザイン74+141.0
合計—149▲33911.6

注記は基礎力重視と同じです(志願者0は8つ、うち3つは表から除外)

きびだんご

最終倍率はおだんごゼミの計算、一次選考の競争率は大学の公表値です。

よもぎ

大学公式の数字ではないってことね!でも、実質の倍率ってことだよね。

志願者数・一次選考の競争率だけで難易度を判断しない3つの理由

よもぎ

志願者が減れば入りやすいってこと?

きびだんご

必ずともそういうわけじゃないよ

よもぎ

じゃあ、一次を通過すると、ほぼ合格という認識でいい?

きびだんご

大学によるけど、九州産業大学はそういうわけじゃないよ


合否の予想ではなく、数字の仕組みからお答えします。

一次合格は最終合格ではない

令和8年度は、基礎力重視が一次合格134名→最終87名、課題探究型が104名→78名でした。
基礎力重視の臨床心理は6名→1名、課題探究型の国際文化は4名→1名です。

二次選考は、一次合格後に改めて出願します(令和9年度は10月12日〜15日、検定料22,000円)。
令和8年度の基礎力重視は、一次合格134名に対し二次志願者132名でした。

「1.0」は全員合格、「0.0」は誰でも合格という意味ではない

令和9年度の基礎力重視は、機械電気創造工(志願12・一次合格12)など5学科が一次選考の競争率1.0でした。
一次で全員が通っただけで、10月24日の二次選考があります。

「0.0」は合格者0の表示で、倍率が低いという意味ではありません。
スポーツ健康科は募集2名に一次合格15名ですが、最終人数は公表待ちです。

募集が若干名や数名の学科は、数人で数字が大きく動く

基礎力重視の観光は志願者22→61名、課題探究型の経済は22→9名でした。
最終合格1〜2名だと、1人の差で倍率が動きます(臨床心理は27÷1)。
2方式の志願者は+57名と▲33名で逆向きですが、理由は公表資料にありません。

志願者の少なさと、選考の基準を満たせるかは別の話です。

📖 出典:九州産業大学の入試統計・出願状況・募集要項(2026年10月26日取得)。

出典と集計方法

数値はすべて九州産業大学の公式資料です(2026年10月26日取得)。

PDFの掲載ページは、入試統計・過去の入試問題です。

令和8年度の最終倍率は、一次志願者÷最終合格者を小数第2位で四捨五入しました。
最終合格者0は「計算不可」、志願者0は「−」です。

令和9年度の志願者数(確定値)、増減、一次選考の競争率は大学の公表値です。
一次合格者の増減は計算値で、令和8年度の一次選考の競争率は出していません。

令和7年度の入試統計の方式名は、実践型(課題解決型・育成型)・女子特別型・資格型です。
新旧の対応関係は公式資料にないため、令和7年度の数値は載せていません。

特別総合推薦選抜(学校長の推薦が必要な別の選抜)は、令和9年度の志願者が6名のため扱っていません。

更新履歴:2026年10月26日に、令和8年度の最終結果と令和9年度の一次選考の結果を掲載しました。

よくある質問

Q. 九州産業大学の2027年度(令和9年度)総合型選抜の倍率はいつ分かりますか?

A. 基礎力重視・課題探究型の最終合格発表は、2026年11月2日13:00です。
本人のWEB出願サイトのマイページで発表されます。

最終合格者数を載せた資料の公表時期は、公式サイトに書かれていません。
公表されたら、この記事を更新します。

📖 出典:九州産業大学 令和9年度 学生募集要項(2026年10月26日取得)。

Q. 一次選考の競争率3.2は、最終の倍率と同じですか?

A. 同じではありません。令和9年度の競争率は、一次合格者で割った一次選考の値です。

令和8年度の基礎力重視は、一次合格134名から最終合格87名に絞られました。
最終倍率は大学が公表しておらず、おだんごゼミの計算では5.1倍です。

📖 出典:九州産業大学 令和9年度 出願状況・令和8年度 入試統計(2026年10月26日取得)。

Q. 基礎力重視と課題探究型は、どちらが入りやすいですか?

A. 合否の予想はできません。
令和8年度の最終倍率(おだんごゼミ計算)は、基礎力重視5.1倍、課題探究型2.3倍でした。

ただし、選考の中身や学科ごとの出願条件が違います。
倍率だけでなく、自分に合う選考かどうかで選んでください。

📖 出典:九州産業大学 令和8年度 入試統計・令和9年度 学生募集要項(2026年10月26日取得)。

九産大の総合型選抜データで押さえる3点

📌 保護者の方へ

令和8年度の最終倍率(おだんごゼミ計算)は、基礎力重視5.1倍、課題探究型2.3倍です。

一次合格者のうち最終合格は、基礎力重視134名中87名、課題探究型104名中78名です。

令和9年度は一次選考まで公表済みで、一次選考の競争率は3.2と1.6(大学公表値)です。
最終合格発表は2026年11月2日です。

どちらの方式も専願制です。
基礎力重視の募集要項には「二次選考に合格した場合は、入学を辞退することはできません。」とあります。

最新の数値は、九産大の「入試統計・過去の入試問題」ページで確認できます。

📖 出典:九州産業大学「入試統計・過去の入試問題」・令和9年度 学生募集要項(2026年10月26日取得)。

九産大の総合型選抜データで押さえる3点のまとめ

  • 令和8年度は計算値、令和9年度は一次選考の値で、別物として見ます。
  • 一次合格は最終合格ではなく、「1.0」も合格確定ではありません。
  • 比べるのは2年分で、最終結果が出たらこの記事を更新します。
よもぎ

高校2年生は、この数字をどう使えばいい?

きびだんご

志望学科の2年分を、選考内容と倍率を見てください。
それだけでも周りに差をつけることができます。

他大学は、【2027年度版】福岡大学の総合型選抜倍率と【2027年度版】西南学院大学の総合型選抜倍率で比べられます。