「福岡大学の総合型選抜、志望学科は何倍なの?」と気になっているあなたへ。
この記事では、福岡大学の総合型選抜の倍率と志願者数を3年分並べました。

2027年度入試(令和9年度)の志願者は671名、一次合格者255名が公表されています。
総合型選抜は、以前「AO入試」と呼ばれていた入試方式です。
この記事で分かることは、次の3つです。

  • 学科別の志願者数・合格者数・倍率(令和7〜9年度)
  • 公式の倍率の読み方と、自分で割るとずれる理由
  • 令和9年度の合格者数・倍率の公表状況
きびだんご

数字はすべて大学の公式資料から取っています。
一緒に表を見ていきましょう。

福岡大学の総合型選抜倍率と志願者数(令和7〜9年度)

結論から言うと、全体の倍率は令和7年度3.1倍、令和8年度3.4倍でした。
令和9年度の志願者は671名で、前年度の704名から33名減っています。

年度志願者合格者倍率
令和7年度6292113.1
令和8年度7042073.4
令和9年度671未公表未公表

📖 出典:福岡大学「令和7年度 学校推薦型選抜等状況表」「令和8年度 状況表」(2026年9月26日取得)
📖 出典:福岡大学「令和9年度総合型選抜 状況表」(2026年10月15日取得)

令和9年度の公表状況(2026年10月15日時点)は次のとおりです。

区分公表状況数値
一次志願者公表済み(2026年9月11日に志願者確定のお知らせ)671名
一次合格者公表済み(2026年10月2日)255名
最終合格者(二次合格者)未公表—
競争率(倍率)未公表—

合格発表(二次結果発表)は、2026年11月1日です。

📖 出典:福岡大学「総合型選抜」(2026年10月15日確認)

次の表は、学科の志願者数を学部ごとに足した数です。
おだんごゼミが集計しました。

学部令和7年度令和8年度令和9年度前年度比
法学部879681−15
経済学部180169163−6
商学部145163158−5
商学部第二部172524−1
理学部182131+10
工学部444937−12
スポーツ科学部138181177−4
合計629704671−33

学部単位の倍率は、大学の公式値がないため載せていません。

令和9年度に志願者が増えたのは、理学部だけでした。
ほかの6学部は、1~15名の範囲で減っています。

よもぎ

じゃあ、令和9年度の倍率はまだ分からないの?

きびだんご

令和9年度の倍率はまだ出ていません。
数字が出たら、この記事の表を更新しますね。

入試方式や学費は、福岡大学の入試・学費データ(おだんごゼミ データサイト)で見られます。

学部・学科別の志願者数・合格者数・倍率

年令和9年度は、一次志願者数と一次合格者数が公表済みです。
最終合格者数と倍率は、2026年10月15日時点で未公表です。

学部ごとの表の「合格者」は最終合格者、倍率は大学公式の「競争率」です。

23学科の前年比較(志願者数・一次合格者数)

令和9年度は、志願者が増えた学科が9、減った学科が12、同じ学科が2でした。
一次合格者は、合計286名から255名になりました。

学部学科志願者
(令和9年度)
増減一次合格者
(令和9年度)
法法律63−315
法経営法18−129
経済経済109−1628
経済産業経済54+1010
商商68±019
商経営42−1221★
商会計専門職プログラム(経営)20−49
商貿易28+1110★
商二部商20±014★◆
商二部会計専門職プログラム(商二部)4−13★
理応用数7+12
理社会数理・情報
インスティチュート
2−12
理物理科4+44
理化4−43
理地球圏科14+106
工機械工3−53
工電気工0−30
工電子情報工9+54
工化学システム工9+56
工社会デザイン工8+16
工建築8−154
スポーツ科スポーツ科130−967
スポーツ科健康運動科47+510
合計671−33255

増減と学科数は、おだんごゼミの計算値です。
★は第二志望合格者、◆は第三志望合格者を含むという、大学公式表の印です。

一次合格者は最終合格者ではなく、最終合格の発表は2026年11月1日です。
一次志願者を一次合格者で割った値は公式の倍率ではないため、計算していません。

📖 出典:福岡大学「令和9年度 状況表」「募集要項 p.14」(2026年10月15日取得)
📖 出典:福岡大学「令和8年度 状況表」(2026年9月26日取得)

商学部は5名減ですが、内訳は経営学科12名減、貿易学科11名増です。
経済学部(6名減)も、経済学科16名減、産業経済学科10名増と逆向きでした。

法学部(法律学科・経営法学科)

学科年度志願者合格者倍率
法律令和7年度57193.0
法律令和8年度66183.7
法律令和9年度63未公表未公表
経営法令和7年度30103.0
経営法令和8年度30103.0
経営法令和9年度18未公表未公表

志願者は、法律学科が57→66→63名、経営法学科が30→30→18名でした。
令和8年度の倍率は、法律学科3.7倍、経営法学科3.0倍です。

経済学部(経済学科・産業経済学科)

学科年度志願者合格者倍率
経済令和7年度126245.3
経済令和8年度125245.2
経済令和9年度109未公表未公表
産業経済令和7年度54114.9
産業経済令和8年度44114.0
産業経済令和9年度54未公表未公表

経済学科の倍率は、令和7年度5.3倍、令和8年度5.2倍でした。
志願者は126→125→109名です。
長い期間の動きは、福岡大学 経済学部の倍率5年推移で見られます。

商学部(商学科・経営学科・会計専門職プログラム・貿易学科)

学科年度志願者合格者倍率
商令和7年度59193.1
商令和8年度68174.0
商令和9年度68未公表未公表
経営令和7年度44152.9
経営令和8年度5415☆3.9
経営令和9年度42未公表未公表
会計専門職プログラム(経営)令和7年度23121.9
会計専門職プログラム(経営)令和8年度24112.2
会計専門職プログラム(経営)令和9年度20未公表未公表
貿易令和7年度1910☆2.7
貿易令和8年度1711☆2.4
貿易令和9年度28未公表未公表

☆は第二志望合格者、◇は第三志望合格者を含むという、大学公式表の印です。

商学科の志願者は、令和8年度と令和9年度が同じ68名でした。
令和9年度は、経営学科が42名に減り、貿易学科が28名に増えています。

商学部第二部(商学科・会計専門職プログラム)

学科年度志願者合格者倍率
商令和7年度1112☆◇1.4
商令和8年度2014☆◇2.5
商令和9年度20未公表未公表
会計専門職プログラム(商二部)令和7年度641.5
会計専門職プログラム(商二部)令和8年度53☆2.5
会計専門職プログラム(商二部)令和9年度4未公表未公表

☆は第二志望合格者、◇は第三志望合格者を含むという、大学公式表の印です。

商学科の令和7年度は、志願者11名に対し合格者12名です。
他学科からの第二・第三志望合格者を含むためです。

理学部(5学科)

学科年度志願者合格者倍率
応用数令和7年度321.5
応用数令和8年度623.0
応用数令和9年度7未公表未公表
社会数理・情報
インスティチュート
令和7年度00-
社会数理・情報
インスティチュート
令和8年度321.5
社会数理・情報
インスティチュート
令和9年度2未公表未公表
物理科令和7年度221.0
物理科令和8年度00-
物理科令和9年度4未公表未公表
化令和7年度221.0
化令和8年度832.7
化令和9年度4未公表未公表
地球圏科令和7年度1142.8
地球圏科令和8年度431.3
地球圏科令和9年度14未公表未公表

地球圏科学科の志願者は11→4→14名、応用数学科は3→6→7名でした。
理学部の数値は、公式の状況表では令和7年度から載っています。

工学部(6学科)

学科年度志願者合格者倍率
機械工令和7年度431.3
機械工令和8年度861.3
機械工令和9年度3未公表未公表
電気工令和7年度431.3
電気工令和8年度331.0
電気工令和9年度0未公表未公表
電子情報工令和7年度1125.5
電子情報工令和8年度422.0
電子情報工令和9年度9未公表未公表
化学システム工令和7年度551.0
化学システム工令和8年度441.0
化学システム工令和9年度9未公表未公表
社会デザイン工令和7年度961.5
社会デザイン工令和8年度751.4
社会デザイン工令和9年度8未公表未公表
建築令和7年度1142.8
建築令和8年度2337.7
建築令和9年度8未公表未公表

建築学科の志願者は、11→23→8名と大きく動きました。
電気工学科は、令和9年度の志願者が0名です。

スポーツ科学部(スポーツ科学科・健康運動科学科)

学科年度志願者合格者倍率
スポーツ科令和7年度124373.4
スポーツ科令和8年度139354.0
スポーツ科令和9年度130未公表未公表
健康運動科令和7年度1452.8
健康運動科令和8年度4258.4
健康運動科令和9年度47未公表未公表

健康運動科学科の志願者は、14→42→47名と増えています。
令和8年度の8.4倍は、同じ年度の全学科で最も高い倍率です。

志願者数・一次合格者数だけで難易度を判断しない3つの理由

「志願者が減った学科なら入りやすいのでは?」と考えた人もいるでしょう。
ここでは合否の予想ではなく、数字の仕組みからお答えします。

自分で割ると公式の倍率と合わない学科がある

公式の競争率は、第二・第三志望合格者を除いた「志願者÷合格者」です。
表の合格者欄には、他学科から回って合格した人が含まれることがあります。

たとえば令和8年度の貿易学科は、17÷11で約1.5倍ですが、公式は2.4倍です。
商学部第二部の商学科も、20÷14で約1.4倍ですが、公式は2.5倍です。

📖 出典:福岡大学「令和8年度総合型選抜 状況表」(2026年9月26日取得)

ほかのサイトと倍率が違うときは、まず計算方法を確かめてみてください。

一次選考を通っても最終合格までさらに絞られる

総合型選抜は、一次選考と二次選考の2段階です。
令和8年度は、一次合格286名に対し、最終合格は207名でした。

経済学科は一次合格44名に対し、最終合格は24名です。
健康運動科学科は一次合格13名に対し、最終合格は5名でした。

募集が少ない学科は数人で倍率が大きく動く

建築学科の倍率は、令和7年度2.8倍から令和8年度7.7倍に上がりました。
電子情報工学科は、同じ期間に5.5倍から2.0倍へ下がっています。

令和9年度の志願者も、建築学科は23→8名、地球圏科学科は4→14名です。

機械工学科は募集人員が2→3名に増えた一方、志願者は8→3名に減りました。
変動の理由は公表資料になく、志願者数と選考基準を満たせるかは別の話です。

よもぎ

志願者が減った学科なら、狙い目ってこと?

きびだんご

そうとは限りません。
1年分の増減だけで『狙い目』と決めないでくださいね。
3年分を並べて見るのがおすすめです。

出典と集計方法

数値はすべて福岡大学の公式資料から取っています。

状況表は、時期によって版が差し替わります。
令和9年度は、9月の版(志願者のみ)が10月2日の版(一次合格者入り)に変わりました。

志願者数は出願した人数で、新しい版の「一次志願者」と同じ値です。
合格者数は最終合格者、倍率は大学公式の競争率で、再計算はしていません。

アスリート特別選抜は別の選抜のため、扱っていません。

更新履歴:2026年9月26日に令和9年度の志願者数を追加しました。
2026年10月15日に一次合格者数、学科別の前年比、募集人員の変更を追加しました。

よくある質問

Q. 福岡大学の2027年度(令和9年度)総合型選抜の倍率はいつ分かりますか?

A. 合格発表は2026年11月1日です。一次合格者数は10月2日に公表されました。

最終合格者数と競争率は、2026年10月15日時点で未公表です。
公表されたら、この記事を更新します。

📖 出典:福岡大学「入試状況・過去問題」「総合型選抜」(2026年10月15日取得)

Q. 一次合格者数で割れば、倍率は分かりますか?

A. 分かりません。公式の競争率は「志願者÷最終合格者(第二・第三志望合格者を除く)」です。

一次合格者に第二・第三志望合格者を含む学科もあります。
最終合格者で割っても、令和8年度の貿易学科は約1.5倍で、公式の2.4倍とずれます。

📖 出典:福岡大学「令和8年度総合型選抜 状況表」(2026年9月26日取得)

Q. 一次選考に合格すれば、ほぼ合格と考えてよいですか?

A. そうとは言い切れません。令和8年度は一次合格286名に対し、最終合格は207名でした。
経済学科では、一次合格44名のうち最終合格は24名です。

二次選考でも絞られるので、11月1日の発表まで準備を続けましょう。

📖 出典:福岡大学「令和8年度総合型選抜 状況表」(2026年9月26日取得)

福大の総合型選抜データで押さえる3点

📌 保護者の方へ

福岡大学の総合型選抜全体の競争率は、令和7年度3.1倍、令和8年度3.4倍でした。
令和8年度は、一次合格286名から二次選考を経て最終合格207名です。

令和9年度は志願者671名、一次合格者255名です(2026年10月15日時点)。
一次合格者は最終合格者ではなく、最終合格者数と倍率は未公表です。

志願者数や一次合格者数の増減だけでは、難易度は判断できません。
最新の数値は、大学公式の「入試状況・過去問題」ページで確認できます。

📖 出典:福岡大学「入試状況・過去問題」「総合型選抜」(2026年10月15日時点)

福大の総合型選抜データで押さえる3点のまとめ

福大の総合型選抜データを見るときのポイントは、次の3つです。

  • 倍率は、大学公式の競争率で見る。一次合格者数で割らない。
  • 1年分ではなく、3年分の動きと学科ごとの前年比で見る。
  • •令和9年度の最終合格者数と倍率は、公表後にこの記事で更新する。
よもぎ

高1や高2でも、この数字は見ておくべき?

きびだんご

高1・高2のあなたは、この3年分を自分の出願を考える材料にしてくださいね。

ほかの大学と比べたいときは、福大・西南・九産の総合型選抜倍率ランキングも参考にしてください。