【2025年】福岡の私立大学ランキング25校|定員割れは大丈夫?

さくら

ももたろ
「どの大学も安泰」という時代じゃなくなってきた。
だから学生数と「充足率」で大学の体力を見ておくことが、これからの大学選びでは欠かせないんだよ。
📋 こんな人のための記事です
- 福岡の私立大学を学生数・規模で比較したい受験生・保護者
- 「入学した大学がちゃんと残っていくのか」が心配な保護者
- 偏差値だけでなく「経営の安定性」も見て大学を選びたい人
✅ この記事でわかること
- 福岡の私立大学25校の学生数ランキング(2025年最新)
- 「定員割れ」「充足率」でわかる大学経営の安全度
- 財務省が公表した「私立大学250校削減」問題の中身と、大学規模の選び方
データをまとめて、わかりやすく解説します。
福岡の私立大学ランキング25校一覧【2025年・学生数順】
大学ポートレート(私学版)の2025年度データをもとに、福岡の私立4年制大学25校を在籍学生数の多い順にまとめました。
| 順位 | 大学名 | 収容定員 | 在籍学生数 | 充足率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 福岡大学 | 19,162 | 20,294 | 105.9% |
| 2 | 九州産業大学 | 10,414 | 10,749 | 103.2% |
| 3 | 西南学院大学 | 7,964 | 8,498 | 106.7% |
| 4 | 久留米大学 | 6,560 | 7,015 | 106.9% |
| 5 | 日本経済大学 | 5,689 | 6,289 | 110.5% |
| 6 | 福岡工業大学 | 3,922 | 4,540 | 115.8% |
| 7 | 中村学園大学 | 3,131 | 3,470 | 110.8% |
| 8 | 九州共立大学 | 2,740 | 2,927 | 106.8% |
| 9 | 福岡女学院大学 | 2,324 | 1,950 | 83.9% |
| 10 | 筑紫女学園大学 | 2,588 | 1,866 | 72.1% |
| 11 | 九州国際大学 | 2,020 | 1,761 | 87.2% |
| 12 | 久留米工業大学 | 1,370 | 1,246 | 90.9% |
| 13 | 福岡国際医療福祉大学 | 1,128 | 1,230 | 109.0% |
| 14 | 九州女子大学 | 1,390 | 1,183 | 85.1% |
| 15 | 純真学園大学 | 1,216 | 1,167 | 96.0% |
| 16 | 西南女学院大学 | 1,540 | 1,115 | 72.4% |
| 17 | 第一薬科大学 | 1,406 | 1,069 | 76.0% |
| 18 | 九州栄養福祉大学 | 1,008 | 837 | 83.0% |
| 19 | 令和健康科学大学 | 892 | 799 | 89.6% |
| 20 | 福岡歯科大学 | 648 | 534 | 82.4% |
| 21 | 聖マリア学院大学 | 464 | 343 | 73.9% |
| 22 | 九州情報大学 | 429 | 466 | 108.6% |
| 23 | 日本赤十字九州国際看護大学 | 426 | 454 | 106.6% |
| 24 | 福岡看護大学 | 410 | 464 | 113.2% |
| 25 | 福岡女学院看護大学 | 406 | 424 | 104.4% |
※出典:大学ポートレート(私学版)2025年度。収容定員は学部・大学院合算値。国立・公立大学・産業医科大学、放送大学、県外にキャンパスのある大学(帝京大学、近畿大学、国際医療福祉大学)は対象外。

さくら

ももたろ
でも、ここで保護者の人に見てほしいのは右端の「充足率」の列なんだ。
一番右の「充足率」が、大学の体力を読み解くカギです。
25校のうち、10校が充足率100%以上(47.6%)でした。
この数字は、全国平均と変わらない数字です。
「定員割れ」の大学は危ない?充足率でわかる経営の安全度


私立大学は授業料だけで運営しているわけではありません。
国(日本私立学校振興・共済事業団)から毎年「経常費補助金」を受け取っており、これが財政を支える柱のひとつです。
定員割れが続くと、この補助金が減らされます。
さらに2023年度からは、補助金のルールがより厳しくなりました。
| 収容定員に対する学生数 | 経常費補助金への影響 |
|---|---|
| 大きく定員割れ | 配分が減らされる。程度が著しいと交付されないことも |
| 定員どおり〜やや超過 | 通常どおり交付される |
| 定員を大幅に超過 | 収容定員超過率が基準を超えると減額、さらに上回ると不交付 |
※2023年度から、判定基準が「入学定員超過率」から「収容定員超過率」に一本化。大規模大学(収容定員8,000人以上)は2025年度から1.1倍以上で不交付に厳格化されました。充足率0.9〜1.0倍の大学への増額措置(インセンティブ)も2023年度に廃止。
出典:進研アド「Between情報サイト」2023年度からの定員管理(https://between.shinken-ad.co.jp/detail/2022/12/teiinkanri.html)
ここで大事なのは、「定員を超えればいい」わけではないということです。
2023年度から判定が「収容定員超過率」に一本化され、定員を大きく超える大学も補助金が減らされます。
かつてあった「定員ぴったり(充足率0.9〜1.0倍)の大学への増額措置」も廃止されました。
つまり大学は、「割れず・超えず」の定員管理をこれまで以上に迫られているのです。
補助金が減れば、その影響は通っている学生にも及びます。
- 教員・職員の採用が難しくなる
- 施設・設備の更新が遅れる
- 奨学金・就職支援などのサービスが縮小するリスク


財務省「2040年までに私立大学を250校減らす」── 大学が消える時代へ

さくら

ももたろ
これは財務省という国の機関が、はっきり公表している話だよ。
理由は人口データを見れば一目でわかる。
財務省は2024年、2040年までに私立大学を少なくとも250校減らす必要があると公表しました。
(参考:Yahoo!ニュース:財務省が私立大学の淘汰に言及)
現在の私立大学は全国で624校。250校削減とは、全体の約4割が姿を消すという規模感です。
背景にあるのは、18歳人口の急激な減少です。
| 年 | 18歳人口 |
|---|---|
| 1992年(ピーク) | 約205万人 |
| 2024年 | 約107万人 |
| 2040年(推計) | さらに減少見込み |
1992年のピークから、30年余りでほぼ半減しました。
これまでは大学進学率の上昇(約50%→約60%)が人口減をカバーしてきました。
しかし財務省によると、「2026年を境に、18歳人口の減少が進学率の上昇を上回る」と予測されています。

ももたろ
だからこそ、お子さんの大学を選ぶときは「4年間、安心して通えるか」という視点も持ってほしいんだ。
学生数と充足率は、その最初のチェックポイントになるよ。
大きい大学が正解じゃない|わが子に合う規模の選び方

さくら

ももたろ
大規模大学と小規模大学、それぞれに合う子・合わない子がいる。
規模の大きさ=良い大学、ではないんだよ。
大学の規模は、毎日のキャンパスライフや学びの環境に直接かかわります。
大規模大学(学生数5,000人以上)が向いている子
- いろいろな学部・学科の友人から刺激を受けたい
- サークル・部活の選択肢を多く持ちたい
- 大規模な就職支援システムを活用したい
- 幅広い人脈をつくりたい
小規模大学(学生数2,000人未満)が向いている子
- 先生との距離が近い環境でじっくり学びたい
- 少人数ゼミで深く学びたい
- アットホームな雰囲気が落ち着く
- 顔の見えるコミュニティに安心感を覚える

ももたろ
本当に大事なのは、どんな4年間を送りたいかと、大学の理念や学部の中身が合っているか。
経営の安定性は、その上での「安心材料」として見てほしい。
迷ったらオープンキャンパスへ|規模感は足を運べばわかる
「この大学の規模がうちの子に合うか」は、実際に訪れてみるのが一番です。
パンフレットや偏差値だけではわからないキャンパスの広さ・人の多さ・雰囲気は、オープンキャンパスで体感できます。
各大学の最新のオープンキャンパス日程・出願情報は、福岡私大まとめで一覧確認できます。
まとめ|福岡私大は学生数と充足率で「体力」を見よう
- 福岡の私立4年制大学21校中、学生数1位は福岡大学(20,294人)
- 21校中10校が充足率100%以上
- 定員割れ(充足率が低い)大学は補助金が減るリスクがあり、学生サービスにも影響しうる
- 財務省は2040年までに私立大学250校の削減が必要と公表。大学選びに「安定性」の視点が欠かせない時代に
- 学生数の多さ=良い大学ではない。少人数が合う子もいる。最後は中身との相性で選ぼう

さくら

ももたろ
気になる大学が見つかったら、ぜひオープンキャンパスで実際の空気を感じてみてね。
出典:大学ポートレート(私学版)https://up-j.shigaku.go.jp/ / 2025年度データ
財務省・私立大学削減:Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/b6e34ab0b16139e624b316e6db6f0ace31667143
最終更新:2026年6月